今日の症例

下顎前歯部再生療法の再評価 2016年11月2日

神戸市須磨区で歯周病治療に取り組む神戸歯周病歯科クリニックです。

 患者様は40代男性。

20159月に下顎前歯部の再生療法を受けられました。

初診時には歯肉の腫脹と出血、排膿が認められ

歯周ポケットの値も10mm以上と初回の診断では抜歯も

十分にあり得るとお伝えさせていただいておりました。

歯周病細菌検査の結果は陽性。

抗菌薬による歯周内科療法にて除菌。

引き続き再生療法を行なわせていただき

経過を見ておりましたがお仕事の都合で

7ヶ月ほど来院が途絶えました。

本日ご来院いただきましたので再評価のため

術後1年の手術部位のレントゲンを撮らせていただきました。

抜歯も考えた右下側切歯の根の先の骨は再生し

動揺もほぼなくなる程度まで回復しておりました。

まだまだ骨の造成が期待できますので暫くの間は

固定を外す事はできませんができるだけ固定無しで

過ごしていただけるよう今後も経過を見て行きたいと考えています。

 

神戸で歯周病に真剣に取り組む歯科医院 神戸歯周病歯科クリニック

ホームページ:http://www.shirasawa-dental.com

住所:神戸市須磨区鷹取町3-2-10

TEL:078−733−6480

最寄り駅:JR神戸線「鷹取駅」から徒歩7分

2016年11月2日 | カテゴリ:

右下第二大臼歯再生療法 2016年10月19日

神戸市須磨区で歯周病治療に取り組む神戸歯周病歯科クリニックです。

 患者様は50代女性。

歯茎が下がってきたとの主訴で来院されました。

歯周組織検査の結果、右下の第二大臼歯部に

10mmのポケットが認められました。

他の場所はポケット値に異常は認められませんでしたが

噛み合わせにも問題が無い事、インプラントが入っている事から

歯周病細菌検査を行なわせていただいたところ

P.g.菌が0.84%、T.d.菌が2%、T.f.菌が2%検出され

Redcomplex4.8%という結果が得られました。

歯周外科処置に先立ち抗菌薬を用いた歯周内科療法にて

P.g.菌、T.d.菌検出されず、

T.f.0.00018%、Redcomplex0.00018%に改善。

本日、右下第二大臼歯の再生療法を行なわせていただきました。

歯茎を開いてみると近心根周囲、分岐部に骨吸収が認められました。

不良肉芽の除去、掻爬、ルートプレーニング二引き続き

エッチングにて根面処理、エムドゲインゲルを塗布

縫合、PAKにて手術を終了しました。

 

神戸で歯周病に真剣に取り組む歯科医院 神戸歯周病歯科クリニック

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2016年10月19日 | カテゴリ:

左上臼歯部再生療法 2016年10月18日

神戸市須磨区で歯周病治療に取り組む神戸歯周病歯科クリニックです。

患者様は40代女性。

歯周病症状を主訴に来院されました。

レントゲン検査、歯周病ポケット測定検査から

骨の吸収と深いポケットが確認できましたが

噛み合わせには異常はありませんでした。

歯周病細菌検査を行なったところ慢性の歯周病細菌が

検出されたため抗菌剤による歯周内科療法にて

下記のような改善が認められました。

P.g. : 1.1% → 0.0018

T.d. : 0.76% → 0.0076

T.f.     :     1.5% → 0.064

P.i.     : 0.64% → 0.00050

Red complex : 3.4% → 0.073

歯周内科治療後もポケット値が6mmと依然深く

本日、左上臼歯部の再生療法の手術を行なわせていただきました。

実際に歯茎を開いてみると根尖近くまでカップ状に

骨が吸収し、不良肉芽と縁下歯石で覆われていました。

掻爬、ルートプレーニング、エッチング処理後

エムドゲインゲルを塗布し縫合、PAKにて手術を終了しました。

 

 

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2016年10月18日 | カテゴリ:

右上中切歯・側切歯オールセラミックスクラウン 2016年10月17日

神戸市須磨区で歯周病治療に取り組む神戸歯周病歯科クリニックです。

 患者様は40代女性。

歯周病の症状を主訴に来院されました。

初診時のデータ取りの際右上の前の歯茎に瘻孔を認めました。

レントゲンでも根尖に透過像を認めます。

歯周病の治療と平行して根の治療を行なわせていただきましたが

このまま最終的なかぶせものの治療を行なうと

左右の歯の長さのアンバランスが残ってしまいます。

カウンセリングを行なわせていただき

この部分に関しては挺出の処置を行なわせていただく事になりました。

もともと根の長さがあまり長くないので慎重に歯を引っ張って行きます。

所定の位置に歯が移動、固定により骨の添加を待ち

その後、骨の調整のための外科処置を行ないました。

処置後2ヶ月が経ち歯茎が安定したところで

オールセラミックスによるかぶせものの型取りを行い

dsc_1508

本日装着となりました。

初診時と比較すると左右の歯の長さが揃い

美しくなった口元にご満足いただけたようでした。

 

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2016年10月17日 | カテゴリ:

左下臼歯部再生療法  2016年9月13日

神戸市須磨区で歯周病治療に取り組む神戸歯周病歯科クリニックです。

 患者様は50代女性。

奥の歯が動揺するとの主訴で来院されました。

レントゲン像からも骨の吸収が認められますが

咬合に異常はなく、歯周病細菌による炎症が疑われたため

歯周病細菌検査を行なわせていただいたところ

結果は陽性。抗菌剤による歯周内科療法を行い

P.g. : 4.6% → 0.042

T.d. : 1.6% → 0.016

T.f.  :  1.2% → 0.17

P.i.  : 1.3% → 0.00036

Red complex : 7.4% → 0.23

と全ての項目に関して改善が見られました。

本日、同部の再生療法を行なわせていただきましたが

歯肉を開いてみるとレントゲンの画像通り

第二小臼歯と第二大臼歯部に大きな骨吸収部があり

不良肉芽が充満しておりました。

肉芽の掻爬、ルートプレーニング後エッチング処理を行い

エムドゲインゲルを塗布し、縫合、PAKにて手術を終了しました。

 

神戸で歯周病に真剣に取り組む歯科医院 神戸歯周病歯科クリニック

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2016年09月13日 | カテゴリ:

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