神戸市須磨区・垂水区エリアで歯周病治療に取り組む歯医者
神戸歯周病歯科クリニックです。
患者様は50代女性。
左上の一番奥の歯が揺れて痛むとの主訴で来院されました。
レントゲン検査、歯周組織検査の結果
左上第二大臼歯部に8mmの歯周ポケットがあり
周囲の骨も吸収しています。
他にも6mm以上の歯周ポケットが複数存在したため
念のために歯周病細菌検査を行わせていただきました。
慢性の歯周病細菌が多数検出されたため抗菌薬を用いた
歯周内科治療にてほぼ全てが0になり
外科療法準備のために採血を行わせていただきましたが
Hba1cが6,8、血糖値が133mg/dlと高値を示しました。
内科主治医の指示により術前の抗生剤の投薬で処置可能との返事をいただきましたが
診療室内で血圧を計測してみると161/94という手術ができるような状態にありません。
平常は収縮期血圧は120までとのことでしたが
ご来院の度計測してみるとやはりかなり高めの数字に変わりはありませんでした。
内科主治医に一時的な降圧剤を処方していただき本日、無事に手術の運びとなりました。
実際に歯茎を切って開いてみると左上第二大臼歯部の
ほぼ全周に垂直性の骨欠損があり不良肉芽で満たされていました。
掻爬、ルートプレーニング後酸処理を行いエムドゲインゲルを塗布
縫合、PAKにて手術を終了しました。
神戸で歯周病に真剣に取り組む歯科医院 神戸歯周病歯科クリニック
ホームページ:http://www.shirasawa-dental.com
住所:神戸市須磨区鷹取町3-2-10
TEL:078−733−6480
最寄り駅:JR神戸線「鷹取駅」から徒歩7分
神戸市須磨区・垂水区エリアで歯周病治療に取り組む歯医者
神戸歯周病歯科クリニックです。
患者様は40代女性。
上の左右奥の歯茎の腫れと痛みを繰り返しており
かかりつけ医にかかっているが歯石除去が主な治療でそれ以外の治療はなく
症状が改善しないとのことで当院を受診されました。
歯周組織検査で右上第二大臼歯部に9mmの歯周ポケットがあり
レントゲン写真では分岐部に大きな骨吸収像が確認できました。
念のために歯周病細菌検査を行なわせていただいたところ
慢性の歯周病細菌が検出されたため抗菌剤を用いた歯周内科療法を
行なわせていただき下記のように改善しました。
T.d.菌:1.3%→0.00087%
T.f.菌:0.53%→0.0026%
P.i.菌:0.16%→0%
Red complex:1.8%→0.0035%
血液検査の結果、異常値が無いことから
本日、右上臼歯の再生療法を行なわせていただきました。
CTのレンダリング画像とでは右上第一大臼歯頬側根の周囲の骨吸収が確認できますが
実際に歯茎を開いてみると同部に大きな骨吸収があり不良肉芽で満たされていました。
掻爬、ルートプレーニング後
酸処理を行いエムドゲインゲルを塗布
縫合、PAKにて手術を終了しました。
神戸で歯周病に真剣に取り組む歯科医院 神戸歯周病歯科クリニック
ホームページ:http://www.shirasawa-dental.com
住所:神戸市須磨区鷹取町3-2-10
TEL:078−733−6480
最寄り駅:JR神戸線「鷹取駅」から徒歩7
神戸市須磨区・垂水区エリアで歯周病治療に取り組む歯医者
神戸歯周病歯科クリニックです。
平成27年9月初診の40代女性の患者様です。
歯がグラグラするとの主訴で来院されました。
右下臼歯部に6〜7mm程度の歯周ポケットがあり
レントゲンでも垂直性の骨吸収が認められました。
細菌による炎症が疑われたため歯周病細菌検査を
行わせていただいたところ
P.g.菌:0.15%
A.a.菌:0.088%
T.d.菌:0.46%
T.f.菌:0.74%
P.i.菌:3.4%
Redcomplex:1.4%
という結果が得られました。
抗菌薬を用いた内科療法にてほぼ全ての項目が
0%になったことから引き続き再生療法の手術を
行わせていただきました。
術後1年で骨が平坦化し
歯周ポケットの値は2〜3mmに改善したため
固定をはずしメインテナンスに移行しました。
神戸で歯周病に真剣に取り組む歯科医院 神戸歯周病歯科クリニック
ホームページ:http://www.shirasawa-dental.com
住所:神戸市須磨区鷹取町3-2-10
TEL:078−733−6480
最寄り駅:JR神戸線「鷹取駅」から徒歩7分