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左上第二小臼歯再生療法 2017年10月27日

神戸市須磨区・垂水区エリアで歯周病治療に取り組む歯医者

神戸歯周病歯科クリニックです。

 患者様は20代男性。

昨年10月右上中切歯の歯茎の腫れを主訴に来院された患者様です。

根尖部に透過像があり腫れと痛みの原因となっていました。

根管治療後、仮歯の状態で歯茎、骨の処置に取りかかります。

全体的な評価で68mm歯周ポケットが数カ所存在、

骨の吸収もみとめられたため

歯周病細菌検査を行わせていただきました。

検査の結果、慢性の歯周病菌も多数検出されましたが

急性の歯周病菌であるA.a.菌が検出されました。

早速、抗菌薬を用いた歯周内科療法を行い

P.g.菌:0.14%→0%

A.a.菌:0.062%0%

T.d.菌:0.56%→0.000023

T.f.菌:0.29%→0

Red complex:0.99%→0000023

と全ての項目について改善が認められたため、血液検査の後

本日、左上第二小臼歯の再生療法を行なわせていただきました。

麻酔後、歯茎を開いてみると遠心(歯の後ろ側)に

大きな骨の吸収があり不良肉芽で覆われていました。

掻爬、ルートプレーニング

酸処理を行いエムドゲインゲルを塗布後

縫合、PAKにて手術を終了しました。

 

神戸で歯周病に真剣に取り組む歯科医院 神戸歯周病歯科クリニック

ホームページ:http://www.shirasawa-dental.com

住所:神戸市須磨区鷹取町3-2-10

TEL:078−733−6480

最寄り駅:JR神戸線「鷹取駅」から徒歩7分

2017年10月27日 | カテゴリ:

左下臼歯部再生療法 2017年10月20日

神戸市須磨区・垂水区エリアで歯周病治療に取り組む歯医者

神戸歯周病歯科クリニックです。

患者様は40代男性。

歯茎が下がり歯並びが悪くなってきたとの主訴で来院されました。

レントゲン検査、歯周組織検査を行ってみると骨の破壊が進んでおり

歯周ポケットが10mmを超える場所が複数あり親知らずは自然脱落したとのことでした。

骨の吸収度合いから細菌性の歯周炎がかなり濃厚に疑われたため

歯周病細菌検査を行ったところ慢性の歯周病細菌が多数検出されたので

抗菌療法を行わせていただきました。

治療の結果は

P.g.菌:1.1%→検出されず

T.d.菌:1.9%0.00037%

T.f.菌:1.9%0.0072%

P.i.菌:4.1%0.000078%

REDcomplex:4.9%0.0076%

と全てにおいて改善が見られたため

再生療法の治療を開始することとなりました。

今回は左下臼歯部の深い骨欠損に対する処置です。

レントゲンでも左下の親知らず周囲の骨がなくなり

完全に浮いている状態で小臼歯、大臼歯間に骨吸収があり

CT像では立体的な骨の欠損が確認できます。

親知らず抜歯後、実際に歯茎を切って開いて見ると

CT画像の通り骨の吸収が存在していました。

不良肉芽を掻爬し、ルートプレーニング、エッチング処理を行い

エムドゲインゲルを塗布、縫合、PAKにて手術を終了しました。

 

神戸で歯周病に真剣に取り組む歯科医院 神戸歯周病歯科クリニック

ホームページ:http://www.shirasawa-dental.com

住所:神戸市須磨区鷹取町3-2-10

TEL:078−733−6480

最寄り駅:JR神戸線「鷹取駅」から徒歩7分

2017年10月20日 | カテゴリ:

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