今日の症例

アーカイブ:2014年 11月

左下第一、第二大臼歯再生療法 2014年11月28日

神戸市須磨区で歯周病治療に取り組む白澤歯科医院です。

 患者様は50代男性。

本日は2ブロック目の再生療法の手術を行わせていただきました。

左下臼歯部に腫れがありポケット値も6mm程度でレントゲンでも

第一大臼歯と第二大臼歯に垂直性の骨欠損が見受けられます。

初回の手術前に上の歯との咬み合わせに問題があるため咬合調整が必要でしたが

骨欠損部が複数存在したため念のために歯周病細菌検査を行わせていただきました。

25,000,000ほどの口腔内細菌は検出されましたが歯周病菌は全て(−)という結果でした。

この結果に基づき固定後、局所麻酔後歯肉を開き中を確認してみると

第一大臼歯の近心と第二大臼歯の近心に垂直性の骨欠損部が認められました。

根面に付着している不良肉芽を除去しキュレットにてルートプレーニング、

マイクロスコープ下で細かい部分を再度掻爬し薬液にて根面処理後、エムドゲインゲルを塗布して

縫合、パックにて手術を終了しました。

 

神戸で歯周病に真剣に取り組む歯科医院 白澤歯科医院

ホームページ:http://www.shirasawa-dental.com

住所:神戸市須磨区鷹取町3-2-10

TEL:078−733−6480

最寄り駅:JR神戸線「鷹取駅」から徒歩7分

2014年11月28日 | カテゴリ:

右下第一大臼歯の再生療法 2014年11月4日

神戸市須磨区で歯周病治療に取り組む白澤歯科医院です。

患者様は30代女性。

左右奥の歯茎が腫れるとの主訴でご来院頂きました。

レントゲン像にて第一大臼歯部に大きな骨の吸収が確認できます。

歯周ポケットの値も10mmと深いため、歯周病細菌検査を行わせていただいたところ

P.g.菌、T.d.菌、T.f.菌が多数検出されたため抗菌薬を用いた内科治療、

投薬中のスケーリングにて2回目の細菌検査で全て規定値内に菌数を減らせることができました。

細菌数のコントロールで今後の症状の進行は食い止められましたが

既に破壊されている骨は元には戻りません。

今回は4ヶ月前に行わせていただいた別の場所の手術に引き続いての再生療法の手術となります。

術後、かなりの動揺が予測されるため術前に隣の歯とワイヤーと接着剤を用いて固定を行いました。

実際に歯茎を開いてみると歯の付け根の部分に不良肉芽と呼ばれる組織が

充満しており根の先に近い部分には歯石も付着していおりました。

顕微鏡下でそれらを丁寧に取り除き、再生しやすい環境を作った後エッチング材で根の表面の処理、

エムドゲインゲルを塗布、縫合、パックを行い手術を終了しました。

 

神戸で歯周病治療に真剣に取り組む歯科医院 白澤歯科医院
ホームページ:http://www.shirasawa-dental.com/
住所:神戸市須磨区鷹取町3-2-10
TEL:078-733-6480
最寄り駅:JR神戸線「鷹取駅」から徒歩7分

2014年11月4日 | カテゴリ:

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