2016年04月19日
神戸市須磨区で歯周病治療に取り組む神戸歯周病歯科クリニックです。
患者様は50代女性。
右下奥の歯に痛みあり歯茎の腫れと痛みを繰り返しているとの 主訴で来院され
レントゲンの検査結果からも中等度程度の 歯周病が疑われました。
レントゲン検査と同時に行なった歯周病細菌検査から 規定値を大幅に上回るP.g.菌が検出されたため
薬剤による 抗菌療法を行ないましたが2回目の歯周病細菌検査では 全くデータの改善が見られず
別系統の薬剤を服用していただき 3回目の歯周病検査でようやく顕著な改善を認めることができました。
そして本日、再生療法を行なうこととなりましたが
麻酔後、歯茎を開き骨の欠損部を確認、不良肉芽を除去し 手術用顕微鏡で見てみると
破折線が根の先まで達しています。
この部分はレントゲンでも判断が難しく実際に開いてみないと わかりませんが
神経を抜いた歯で土台に金属の心棒が 入っていることが原因と考えられます。
今回は残念ながら再生治療は断念し軟組織の治癒を待ってから 抜歯を行なうこととなりました。
神戸で歯周病に真剣に取り組む歯科医院 神戸歯周病歯科クリニック
ホームページ:http://www.shirasawa-dental.com
住所:神戸市須磨区鷹取町3-2-10
TEL:078−733−6480
最寄り駅:JR神戸線「鷹取駅」から徒歩7分