今日の症例

左下第一大臼歯根分岐部の切除療法 2014年10月31日

神戸市須磨区で歯周病治療に取り組む白澤歯科医院です。

患者様は60代女性。

左下の奥歯に違和感があるとのことで来院されました。

左下の第一大臼歯の根分岐部付近に腫脹が認められ歯周ポケットも高値を示しています。

レントゲン撮影を行ってみると同部に透過像があり骨の吸収が認められました。

念のために歯周病細菌検査を行わせていただきましたが

P.g.菌、 T.d.菌、 T.f.菌ともに検出されず細菌性の歯周病は否定されました。

症状の改善と再発防止のために根分岐部の骨の平坦化と清掃性の改善を目的とした

切除療法についてご案内させていただき本日施術させていただきました。

病巣部の歯茎を実際に開いてみると分岐部の骨が吸収しており不良肉芽で満たされていました。

部分的に骨の形態修正とルートプレーニングを行い縫合して処置を終了しました。

治癒後は分岐部を歯間ブラシで清掃が行えるようになると思われますが

被せものの精度が良くないためプラークの停滞が予想されます。

再発防止のために精度の高い被せものが必要なため型取りを行っていく予定です。

 

神戸で歯周病治療に真剣に取り組む歯科医院 白澤歯科医院
ホームページ:http://www.shirasawa-dental.com/
住所:神戸市須磨区鷹取町3-2-10
TEL:078-733-6480
最寄り駅:JR神戸線「鷹取駅」から徒歩7分

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