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歯周病について(periodontal)

歯周病とはどのような病気ですか？: 歯周病とは歯の周りの組織（歯肉、セメント質、歯根膜、歯槽骨）に起こる炎症の総称で、歯肉の腫れ、歯周ポケットからの出血・排膿、歯の動揺などの症状があります。
https://www.shirasawa-dental.com/perio_disease/about/
歯周病に自覚症状はありますか？: 初期の歯周病では、歯茎が赤く腫れたりブラッシング時に出血が認められます。症状が進むと歯茎から膿が出たり歯が少し揺れてくることがあります。
歯周病の原因は何ですか？: 歯周病細菌による炎症と異常なかみ合わせの力による骨の破壊によって引き起こされます。https://www.shirasawa-dental.com/perio_disease/cause/
歯周病の検査はどのようなものがありますか？: 歯周病の検査にはレントゲン検査、CT検査、歯周組織検査（ポケット測定、出血の有無、動揺の度合）、歯周病細菌検査があります。https://www.shirasawa-dental.com/perio_disease/inspection/
歯周ポケットとは何ですか？: 歯と歯茎の間にある溝（歯肉溝）で健康な場合1〜２mmの深さがあります。
４mm以上が歯周病の目安となっています。
歯周病細菌検査とは何ですか？: 歯周病の原因となる細菌の遺伝子から型を特定し、お口の中にどのような菌がどのくらいいるのかを計測するための検査です。https://www.shirasawa-dental.com/perio_disease/inspection/
歯周病治療はどのようなものがありますか？: 一般的な歯石除去の他、歯周内科（薬剤服用）、歯周外科（再生治療含む）、矯正、かぶせ物による噛み合わせの治療などがございます。
歯周内科とは何ですか？: 歯周内科治療とは歯周病細菌を抗菌薬を用いて死滅させ歯周病症状を改善させるための治療法です。https://www.shirasawa-dental.com/perio_disease/internalmedicine/
薬で歯周病は治りますか？: 抗菌薬を用いて歯周病原細菌を死滅させますが、耐性菌が存在した場合は効果がないこともございます。詳細は歯科医師にお問い合わせください。
歯周外科とは何ですか？: 中等度、重度歯周病の治療の際に行う外科処置で、切除療法と再生療法がございます。
https://www.shirasawa-dental.com/perio_disease/surgery/
切除療法とはどのような処置ですか？: 歯周病で溶けた骨の量が少ない場合、骨の一部を削合（切除）して清掃しやすいように凹凸のない平坦な形態にする施術法です。
再生療法とはどのような処置ですか？: 重度歯周病で骨の欠損が大きい場合、骨を再生して下の状態に近づける施術法です。
再生療法はどのようなケースでも可能ですか？: 骨の溶け方が垂直的な場合に対応可能ですが、状況により適応でない場合もあります。
歯周病の治療は保険で受けることができますか？: 健康保険が使用できる場合はそちらを優先いたします。治療の内容により自費でしか対応できない場合がございますので詳細はスタッフにお問い合わせください。
歯周病の治療はどのくらいの期間がかかりますか？: １回の歯石除去により改善するケースから、骨が溶けていて治療に１年程度必要なケースまでさまざまです。詳細は歯科医師にご相談ください。
インプラント治療は行っていますか？: はい、行っております。一部、骨が少ないなどの特殊なケースでお受けできない場合がございます。
精密歯科治療とはどのような治療ですか？: 一般的な歯科医院では裸眼（１倍）で治療を行いますが、当クリニックでは拡大鏡（１０倍）、顕微鏡（最大２３倍）下で治療を行っています。術野を拡大することでより正確な施術が行えます。https://www.shirasawa-dental.com/precise_treatment/

歯周病の症状

歯がグラグラしていますが治りますか？: 歯周病の進行の程度により保存できる場合がございます。詳細は歯科医師にご相談ください。
歯茎が腫れています。歯周病ですか？: 歯茎の腫れの原因は歯周病によるもの、歯の根の先の病気によるものなどがあります。
歯茎から出血します歯周病ですか？: 歯周病では歯茎に炎症がある場合、ブラッシングなどに出血が認められます。しかし、歯茎からの出血は白血病、血友病など全身疾患の場合でも起こることがあります。
口臭が気になりますが歯周病ですか？: 口臭の原因は虫歯、歯周病、舌苔、扁桃腺（膿栓）、消化器系疾患、呼吸器系疾患などさまざまです。原因により治療法が異なりますので詳細は歯科医師にお問い合わせください。
かかりつけの歯科で歯周病と言われましたがこれといった治療を行ってもらえません。治療してもらえますか？: 当クリニックに来られる大半の患者様の来院理由は一般的な歯科医院で治療してもらえないとのことです。当クリニックでは重度の歯周病治療まで対応可能ですので一度ご連絡ください。
かかりつけ歯科で抜歯が必要と言われましたが、抜かずに治療はできますか？: 治療法により保存可能な場合もございます。詳細は歯科医師にご相談ください。

歯周病その他

歯周病と歯槽膿漏は同じ病気ですか？: はい、同じ病気です。以前は歯茎から膿が出るため歯槽膿漏と呼ばれていました。膿が出る以外の症状も含め現在は歯周病と呼ぶようになりました。
歯周病は遺伝しますか？: 細菌による歯周病は唾液による感染症です。遺伝とは無関係です。
歯周病はうつりますか？: 細菌性歯周病のほとんどは歯周病菌の感染により起こります。日常生活でも唾液を介して感染しますので特にご家族間で注意が必要です。
歯周病は全身の病気と関連しますか？: 歯磨き時に出血する場合、破れた血管から細菌が侵入します。糖尿病、血管系疾患、誤嚥性肺炎、早産など、全身のさまざまな病気との関連性があると報告されています。
https://www.shirasawa-dental.com/perio_disease/systemic_illness/
歯周病は何歳くらいから発症しますか？: 細菌性の歯周病の場合、若年で発症することもありますが、免疫力が下がり始める30歳前後から多く見られます。
タバコは歯周病に悪いと聞きました。本当ですか？: 本当です。タバコの成分でお口の中の毛細血管が収縮し血流が悪くなること歯周病が進行しやすくなります。また、歯茎から出血しにくくなることで発見が遅れる場合があります。https://www.shirasawa-dental.com/perio_disease/smoking/
インプラントと歯周病は関係ありますか？: はい、インプラント周囲炎と歯周病菌の関連性が近年の研究で証明されてきています。
https://www.shirasawa-dental.com/implant/inflammation/

診療所について

診察日と診察時間は？: 月、火、木、金、土曜日の午前９時から午後６時となっております。
休診日はいつですか？: 日曜日と水曜日です。その他、夏季と年末年始に休診日がございます。
最寄りの駅はどこですか？: JR神戸線の鷹取駅です。駅からクリニックまでは徒歩１０分程度です。
駐車場はありますか？: ご準備しております。ご予約の際お車で来院の旨お伝えください。
バリアフリーに対応していますか？: バリアフリーには対応しておりません。院内に段差はございませんが道路から入口までの間に段差がございます。
CTの設備はありますか？: はい、当クリニックでは院内にCTの設備がございます。
器具の消毒はどうなっていますか？: 当クリニックで治療に使用する全ての器具は国際規格（ISO１５８８３）での洗浄とヨーロッパ規格EN13060（クラスB）での滅菌器を使用したものとなります。

予約について

診療予約はどのように取ればいいですか？: お電話で賜っておりますので診療時間内に受付までご連絡をお願いいたします。
当日連絡した場合、すぐに診てもらえますか？: 完全予約制となっておりますが、当日に空きがあればご予約・診察は可能です。
初診の場合、時間はどれくらいかかりますか？: 問診表のご記入、受付での事前の聞き取り、各種検査、診察で１時間程度お時間をいただいております。
初診で治療をしてもらえますか？: 痛みなどの急性症状がある場合は応急処置を行わせていただきます。症状がない場合は各種検査を行い、現状のご説明と必要な治療についてお話させていただきます。
待ち時間はどのくらいありますか？: 完全予約制となっておりますので待ち時間はほとんどございません。
前の方の治療の関係で多少お待ちいただく場合がございます。

お支払いについて

クレジットカードは使用できますか？: 自費での治療時にお使いいただけます。お支払いは一括のみのお取り扱いとなります。
電子マネーは使用できますか？: 現在のところ電子マネーのお取り扱いはございません。
デンタルローンは使用できますか？: 各種デンタルローンをご用意させていただいておりますので詳細はスタッフにお問い合わせください。
保険証を持っていませんが診てもらえますか？: 自費での診察となりますので詳細はスタッフにお問い合わせください。
保険証を忘れましたが支払いはどうなりますか？: 月初に保険証をお忘れの場合は、一旦１０割分でお支払いいただきます。後日保険証を確認させていただいた時点で一部負担金との差額をご返金させていただきます。
医療費控除の対象になりますか？: 当クリニックでお受けいただきました保険・自費診療に関しましては医療費控除の対象となっております。領収書の再発行は行っておりませんので領収書は確定申告まで大切に保管ください。