今日の症例

上顎前歯部再生療法 2016年3月4日

神戸市須磨区で歯周病治療に取り組む神戸歯周病歯科クリニックです。

 患者様は50代女性。

上の前歯の痛みを主訴に来院されました。

全体的なレントゲン検査、歯周ポケット検査を行なったところ

前歯と臼歯部に骨の吸収の著しい場所があり、

歯周病細菌による炎症が疑われました。

歯周病細菌検査にてP.g.菌とT.f.菌が基準値を超えていたため

抗菌薬による歯周内科治療を開始、

2回目の歯周病細菌検査で両菌とも陰性を示し

血液検査でも異常値は確認できなかったため

今回、上の前歯の再生療法を行なうこととなりました。

初診時のレントゲンでは右上の歯の周囲の骨が特に吸収の度合いが強く

ポケットも10mmとかなり大きな値を示しています。

局所麻酔の後、歯茎を開いてみると歯根には縁下歯石(黒く写っている歯石)

が付いており根の周りには炎症性の不良肉芽が確認できました。

歯石除去を行い、肉芽を掻爬、ルートプレーニングの後

エッチング材にて根面処理を行い

エムドゲインゲルの塗布、縫合、パックにて手術を終了しました。

 

神戸で歯周病に真剣に取り組む歯科医院 神戸歯周病歯科クリニック

ホームページ:http://www.shirasawa-dental.com

住所:神戸市須磨区鷹取町3-2-10

TEL:078−733−6480

最寄り駅:JR神戸線「鷹取駅」から徒歩7分

2016年03月4日 | カテゴリ:

下顎臼歯部インプラント上部構造装着 2016年2月26日

神戸市須磨区で歯周病治療に取り組む神戸歯周病歯科クリニックです。

 平成276月に初診の50代、女性の患者様です。

来院の半年前に左下の臼歯が自然脱落したとのとで

全体的に歯の動揺も認められました。

検査の結果、歯周病の原因は噛み合わせの力にあり

現状を放置しておくと残っている歯も動揺が強くなり

歯が抜けるのも時間の問題と考えれました。

まずはインプラントによる臼歯部の噛み合わせの確保を行い

前歯にかかる負担を軽減して全体的な噛み合わせの調整と

ナイトガード装着による噛み合わせの力のコントロールを

行なうこととしました。

CT検査でも埋入部位付近には骨も十分にあり神経と血管の管までの

距離もあり安全にインプラントを埋入できると診断。

埋入後に問題となってくるインプラント周囲炎についても

歯周病細菌検査をお受けいただき歯周病細菌がインプラントに

影響を及ばさない数値であることを確認し

術前の血液検査でも異常値が認められないことから

平成27年8月に右下臼歯部に2本、左下臼歯部に1本の

インプラントの埋入手術を行いました。

平成27年11月に2次手術の後、平成28年1月に印象採取、

本日、上部構造の装着となりました。

今後の治療に引き続きメインテナンスを行なって行く予定です。

 

神戸で歯周病に真剣に取り組む歯科医院 神戸歯周病歯科クリニック

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2016年02月26日 | カテゴリ:

左上臼歯部再生療法  2016年1月21日

神戸市須磨区で歯周病治療に取り組む神戸歯周病歯科クリニックです。

患者様は40代女性。

左上の歯が急にぐらついてきたとの主訴で来院されました。

レントゲン撮影を行なってみると全顎臼歯部に骨の吸収像が認められ

歯周ポケットも深い数値でした。

噛み合わせに大きな異常が認められないため歯周細菌検査を

行なわせていただいたところP.g.菌、T.d.菌、T.f.菌は規定内でしたが

A.a.菌、P.i.菌が高値を示しました。

抗菌薬による内科治療を行い2回目の検査では全ての菌に対して

数値が改善されたので

本日、第一回目の手術、左上臼歯部の再生療法の処置を行ないました。

レントゲン像からも歯の周りの骨が斜めに溶けているのが確認できます。

実際に歯茎を開いてみると患部は不良肉芽で満たされており縁下歯石も

たくさん付着していました。

頬、口蓋側の骨の壁が残っているので再生は十分可能と思われます。

掻爬、歯石除去、ルートプレーニング後、エッチング処理後

エムドゲインゲルを塗布し、縫合、創面にパックを行い手術を終了しました。

 

 

神戸で歯周病に真剣に取り組む歯科医院 神戸歯周病歯科クリニック

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2016年01月21日 | カテゴリ:

左下第2小臼歯の再生療法 2015年5月12日

神戸市須磨区で歯周病治療に取り組む白澤歯科医院です。

患者様は50代男性。

左下の奥歯の歯茎が腫れるとの主訴で来院いただきました。

全体的なレントゲン、歯周組織の検査を行ったところ

全顎的に歯周ポケット検査で出血が認められ部分的に

8mmのポケットも存在していることがわかりました。

歯周細菌検査をお受けいただきましたが

P.g.菌とT,d.菌が高値を示したため抗菌薬を用いた

内科治療を行わせていただき再検査にて

規定値以下に鳴っていることを確認しました。

全体的にポケット値は改善が認められましたが

左下第2小臼歯部には深いポケットが存在し

垂直性の骨吸収が認められたため

本日、歯周組織再生療法の手術を行わせていただきました。

動揺防止のため前後の歯とワイヤーによる固定を行わせていただいた後

歯肉を剥離し不良肉芽の除去を行うと

レントゲン通りの骨欠損が存在していました。

マイクロスコープを使用して周囲組織の掻爬、根面処理後

エムドゲインゲルを塗布して縫合、パックを行い手術を終了しました。

 

神戸で歯周病に真剣に取り組む歯科医院 白澤歯科医院

ホームページ:http://www.shirasawa-dental.com

住所:神戸市須磨区鷹取町3-2-10

TEL:078−733−6480

最寄り駅:JR神戸線「鷹取駅」から徒歩7分

2015年05月12日 | カテゴリ:

クラウンレングスニング  2015年4月10日

神戸市須磨区で歯周病治療に取り組む白澤歯科医院です。

 患者様は60代男性。

前歯が取れたとの主訴で来院いただきました。

左上中切歯の付け根に虫歯がありこのままでは

型取りができないためクラウンレングスニング(歯冠長延長術)を

行わせていただき根の治療の後、仮歯を装着させていただきました。

その後、左上犬歯の歯茎(生え際)の位置の改善のため

矯正用インプラントを利用して挺出、骨の安定が確認できましたので

本日、周囲の歯肉、骨の形を整えるための外科処置を行わせていただきました。

軟組織の治癒に2ヶ月ほかかりますので歯肉が安定するのを待って

最終のかぶせものの型取りを行わせていただきます。

 

神戸で歯周病に真剣に取り組む歯科医院 白澤歯科医院

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住所:神戸市須磨区鷹取町3-2-10

TEL:078−733−6480

最寄り駅:JR神戸線「鷹取駅」から徒歩7分

2015年04月10日 | カテゴリ:

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