今日の症例

カテゴリ:症例 歯周病 

左上臼歯部再生療法  2016年7月27日

神戸市須磨区で歯周病治療に取り組む神戸歯周病歯科クリニックです。

患者様は40代女性。

左上の奥の歯の動揺と歯茎からの出血を主訴に来院されました。

レントゲン撮影を行なってみると臼歯部に垂直性の骨吸収が認められ

ポケット値も最大9mmを計測しました。

噛み合わせに異常は認められず、細菌性の歯周炎が疑われました。

歯周病細菌検査を行なったところ、P.g.1.5%、T.d.2.6%、T.f.3.3%、

P.i.0,37%が検出され、Red complex7.4%と高値を示しました。

抗菌薬の服用後、2回目の歯周病細菌検査を行なわせていただき

全ての項目について“検出されず”との結果が得られたため

歯周内科治療に引き続き、歯周組織再生療法を行なわせていただきました。

術前にワイヤーと接着剤にて固定後歯肉を切開、剥離、不良肉芽を除去すると

隣接部と最後方の歯根部に骨吸収部を確認しました。

ルートプレーニング、エッチング処理後、エムドゲインゲルを塗布し

縫合、パックにて手術を終了しました。

 

神戸で歯周病に真剣に取り組む歯科医院 神戸歯周病歯科クリニック

ホームページ:http://www.shirasawa-dental.com

住所:神戸市須磨区鷹取町3-2-10

TEL:078−733−6480

最寄り駅:JR神戸線「鷹取駅」から徒歩7分

2016年07月27日 | カテゴリ:

右下第一大臼歯再生療法の再評価 2016年7月16日

神戸市須磨区で歯周病治療に取り組む神戸歯周病歯科クリニックです。

患者様は30代男性。

平成26年2月、右下奥歯の歯茎に何度か腫れと痛みを繰り返したため

かかりつけ医を受診したところ根の周りに骨がなく

抜歯が必要といわれたとのことで当院を受診されました。

当院での初診時レントゲンでも右下第一大臼歯の前側の根の周囲の骨が

溶けていることを確認、歯周ポケットも10mm以上あり

非常に難しい状況にありました。

歯周病細菌検査では

P.g.菌が13%、P.i.菌が6.4%、Redcomplex13%とかなり高値を示しました。

抗菌薬を用いた内科治療を行なわせていただいた結果、P.g.0.00024%、

P.i.菌検出されず、Redcomplex0.0056%に改善、炎症も消退したことから

歯周組織再生療法を施行。術後の状態も良好で暫く定期検診で経過を観察しておりましたが

術後1年を過ぎたため評価のためレントゲンの撮影で第一大臼歯近心根の周囲を確認したところ

骨の回復を確認、固定の除去と噛み合わせの調整を行わせていただきました。

今後も経過を観察し、いい状態を継続していただきたいと思っております。

 

 

神戸で歯周病に真剣に取り組む歯科医院 神戸歯周病歯科クリニック

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2016年07月16日 | カテゴリ:

歯根破折  2016年4月19日

神戸市須磨区で歯周病治療に取り組む神戸歯周病歯科クリニックです。

患者様は50代女性。

 右下奥の歯に痛みあり歯茎の腫れと痛みを繰り返しているとの 主訴で来院され

レントゲンの検査結果からも中等度程度の 歯周病が疑われました。

レントゲン検査と同時に行なった歯周病細菌検査から 規定値を大幅に上回るP.g.菌が検出されたため

薬剤による 抗菌療法を行ないましたが2回目の歯周病細菌検査では 全くデータの改善が見られず

別系統の薬剤を服用していただき 3回目の歯周病検査でようやく顕著な改善を認めることができました。

そして本日、再生療法を行なうこととなりましたが

麻酔後、歯茎を開き骨の欠損部を確認、不良肉芽を除去し 手術用顕微鏡で見てみると

破折線が根の先まで達しています。

この部分はレントゲンでも判断が難しく実際に開いてみないと わかりませんが

神経を抜いた歯で土台に金属の心棒が 入っていることが原因と考えられます。

今回は残念ながら再生治療は断念し軟組織の治癒を待ってから 抜歯を行なうこととなりました。

 

神戸で歯周病に真剣に取り組む歯科医院 神戸歯周病歯科クリニック

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2016年04月19日 | カテゴリ:

上顎前歯部再生療法 2016年3月4日

神戸市須磨区で歯周病治療に取り組む神戸歯周病歯科クリニックです。

 患者様は50代女性。

上の前歯の痛みを主訴に来院されました。

全体的なレントゲン検査、歯周ポケット検査を行なったところ

前歯と臼歯部に骨の吸収の著しい場所があり、

歯周病細菌による炎症が疑われました。

歯周病細菌検査にてP.g.菌とT.f.菌が基準値を超えていたため

抗菌薬による歯周内科治療を開始、

2回目の歯周病細菌検査で両菌とも陰性を示し

血液検査でも異常値は確認できなかったため

今回、上の前歯の再生療法を行なうこととなりました。

初診時のレントゲンでは右上の歯の周囲の骨が特に吸収の度合いが強く

ポケットも10mmとかなり大きな値を示しています。

局所麻酔の後、歯茎を開いてみると歯根には縁下歯石(黒く写っている歯石)

が付いており根の周りには炎症性の不良肉芽が確認できました。

歯石除去を行い、肉芽を掻爬、ルートプレーニングの後

エッチング材にて根面処理を行い

エムドゲインゲルの塗布、縫合、パックにて手術を終了しました。

 

神戸で歯周病に真剣に取り組む歯科医院 神戸歯周病歯科クリニック

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2016年03月4日 | カテゴリ:

左下第2小臼歯の再生療法 2015年5月12日

神戸市須磨区で歯周病治療に取り組む白澤歯科医院です。

患者様は50代男性。

左下の奥歯の歯茎が腫れるとの主訴で来院いただきました。

全体的なレントゲン、歯周組織の検査を行ったところ

全顎的に歯周ポケット検査で出血が認められ部分的に

8mmのポケットも存在していることがわかりました。

歯周細菌検査をお受けいただきましたが

P.g.菌とT,d.菌が高値を示したため抗菌薬を用いた

内科治療を行わせていただき再検査にて

規定値以下に鳴っていることを確認しました。

全体的にポケット値は改善が認められましたが

左下第2小臼歯部には深いポケットが存在し

垂直性の骨吸収が認められたため

本日、歯周組織再生療法の手術を行わせていただきました。

動揺防止のため前後の歯とワイヤーによる固定を行わせていただいた後

歯肉を剥離し不良肉芽の除去を行うと

レントゲン通りの骨欠損が存在していました。

マイクロスコープを使用して周囲組織の掻爬、根面処理後

エムドゲインゲルを塗布して縫合、パックを行い手術を終了しました。

 

神戸で歯周病に真剣に取り組む歯科医院 白澤歯科医院

ホームページ:http://www.shirasawa-dental.com

住所:神戸市須磨区鷹取町3-2-10

TEL:078−733−6480

最寄り駅:JR神戸線「鷹取駅」から徒歩7分

2015年05月12日 | カテゴリ:

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