歯周病と喫煙

たばこには3大有害物質(ニコチン、タール、一酸化炭素)をはじめ約200種類もの有害物質が含まれています。

  • ニコチンには強力な血管収縮作用があり、歯ぐきが炎症を起こしても出血が抑えられるため歯周病の症状が隠されてしまいます。そして気がつかないうちに重症化してしまいます。
  • タールは歯の表面に黒くこびりつきプラークの掃除を困難にします。そして発がん物質です。
  • 一酸化炭素は血液中のヘモグロビンに酸素の250倍取り込まれやすく組織への酸素の供給に影響を及ぼします。

ある統計データによると歯周病にかかるリスクは1日10本以上喫煙すると5.4倍に、10年以上吸っていると4.3倍になり重症化しやすいといわれています。

しかし、近年の研究では禁煙することで歯周病のかかりやすさも4割ほど減るという報告もありますので身体のためにもたばこを吸わない健康的な生活を送っていただければと考えております。

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